櫻桃~サクランボみたいな二人~


ん??

何…?今の異様な笑みは…。

この仲居さん…まさか、光輝を狙ってる?!

「光輝、そろそろ良いんじゃない?仲居さん忙しいから」

「おぉ。そうだな」

「それでは、失礼いたします」

ふぅ…。

「もう、夕方だな。あ、そうだ。ホレ」

光輝が何かを投げてきた。

「ぅわっ…!チョチョチョッ!!」

急に投げるから、上手く取れなかった。

「さっき買ったジュース。アセロラだけど、いい?」

「あ、うん。ありがと」

光輝が買ってくれたアセロラジュースはとても美味しかった。



「そろそろ、お風呂いかない?」

「そうだな。行くか」

大小のタオル、お金、携帯、洗顔料…と。

「よし。行こう、光輝」



≪お風呂前≫

「じゃあ、男湯こっちだから。出てきたら、ココでまってろ」

「うん。分かったぁ。じゃあねぇ」

お風呂、お風呂♪


≪お風呂場≫

「うぅわ。お風呂まで広い」




このあと、お風呂にゆっくり浸かる桃花であった。



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