櫻桃~サクランボみたいな二人~
俺たちは今、昇降口いる。
結果が出た、と波重が言っていた。
蒼慈も他の先生が言っていたのを聞いたらしい。
もうすぐ、結果発表がある。
『お待たせしました。只今より、会長選挙の結果発表を始めます』
周りの奴らは、すんごい盛り上がってる。
『まず、候補者に壇上へ上がってもらいましょう』
波重の言葉で、俺と蒼慈は、壇上へ上がった。
「光輝、頑張ってね。負けても勝っても、頑張ったのは同じだから」
「おう。ありがとな」
そして、壇上に上がると、ものすごい人の数に、ビックリした。
下と上では、見え方が違うんだ。
『結果発表の前に、何票ずつ入ったか、見てみましょう』
すると、波重の隣にあった、デッケーのに掛かっていた幕が外された。
…マ、マジかよ…。
差は…結構あった…。
「なぁ、光輝。俺ら、似た者同士だと思っててけど、全然違うんだな…」
「俺も、そう思った。少ししか差がないかと思った。蒼慈、あの約束…」
「忘れねぇよ。お前は、友達でいてほしいからな」
ありがと。蒼慈。
『それでは、結果発表です。皆さん、お静かに願います』
そして結果が発表された。