涙が愛しさに変わるまで
「ま、うちは真依ちゃんも起きたことやし行くな」
そういって立ち上がろうとした佐藤さんの腕を掴んだ。
「あ、あのなんでその格好なんですか?」
「あぁ、ごめんな。忘れとった。」
佐藤さんは真剣に聞いてるあたしを見てクスッと笑い、耳もとで小さく言った。
「あたしがキャバ嬢やから。」
………キャ……バ?
「えーっっ!?」
「内緒やで?」
唇に人差し指をあててウインクされてしまい、あたしはもう気絶寸前。
「あたし会社はパート?いやアルバイトやから。かけ持ちしてもええってわけ。」