無口なDarling


澄子が、なんかやる気みたいだし・・・まぁ、今日くらい付き合ってやってもいいかな。



なんて思ったのもつかの間。




コンテストだか知らねーけど、内容までは聞いていなかった。



「では!コンテスト最初のお題!」


お題ねぇ。・・・変なことにならないことを願うだけだな。



ちらっと隣にいる澄子を見るとモロに緊張している。



・・・こんなことで一々緊張すんなよな?気楽やれよ。



黙ってそっと手を握ってやると、パっとこっちを見て、やっぱり嬉しそうに笑った。




「お題は・・・カップルお互いの惚気を言ってくださいっ!!」




・・・はぁ??惚気??



なんだか知らないが、観客はキャーキャーと叫んでいる。



「猛~?大丈夫??嘘でもいいからなんか言ってね?」



たしかに、直接こいつにも惚気なんか吐いた事もねーし・・・


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