無口なDarling


ねぇ・・・猛??




私猛の隣にいてもいい?




好きって気持ちだけでこれからも隣にいられる?




不安で何度も言ってしまう「私は猛に似合わない。」
の言葉。



その度に猛は悲しそうな顔をするよね。



ごめんね??



ねぇ猛・・・




それでも不安な私はバカなのかなぁ?



こんなコンテスト・・・出なければ良かった。




だから猛は出たくないって言ったのかなぁ?




どんどん不安になっていくよ・・・



「猛?・・・猛っ!!」



名前を呼んでも振り向いてもくれない。


怒ってる??




そのまま突き進むと、誰もいない裏口に着いた。



ハァ・・・疲れた・・・




「たけ・・」


猛の名前を呼んだ瞬間に抱きしめられた体。




猛の匂いが体いっぱいに広がって。




猛の腕の感触が、私の体を刺激する。



「澄子・・・」



低い、甘い、猛の声が耳を通り抜けて脳まで上がって。



それだけでクラクラする私は、どれだけ猛に溺れているんだろう。



猛・・・猛・・・



私不安なんだよ・・・



わかんないの・・・どうして不安になるのか・・・



猛の気持ちが信じられない?



違う。



そんなんじゃない。



助けて・・・猛助けて?


私猛が好きすぎて死んじゃいそうなの。






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