闇の花~2人の殺し屋~
だけど戦うしかない。




私は覚悟を決めてワイヤーを張った。



1人の男が叫びながら殴りこんできた。


私はそれを軽くよけてワイヤーをひく。



狙い通り、その男はすぐに血祭りにあがった。




その光景を見て周りにいた他の男達は目を見開いた。



そのまま後ずさりかしてくれたらよかったんだけど、逆に男たちは一気に押し寄せてきた。




「やるしかないか…」


私は短剣を握った。



四方八方から男達がやってくる。


私はそれを瞬時に見極めてワイヤーを引き、それに怯まなかった奴は短剣で斬った。


男達は倒れていくが、また立ちあがって私に迫ってくる。


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