闇の花~2人の殺し屋~
すると、どんどん目が慣れてきてそいつの顔が見えた。
「えっ・・・」
私は驚いて目を見開いた。
だって…そこにいたのは・・・・
「なんで……」
ここにいるのよ…?
「ラック…」
その顔は間違いなくラックの顔だった。
なにこれ…?幻覚…?
そんなことを思っていたら
「ヒース!」
ラックは部屋に入ってきて私を抱きしめた。
暖かい…。
ラックの匂いがする…
幻覚なんかじゃない。
本物のラックだ。