闇の花~2人の殺し屋~
まぁ、私も暴力団にまで知られているってことは、まだまだね…



「そう。あなたの部下は私のこと全く知らないから、なめてかかった。
そして今、固まっているわよ。サポートしないの?」



「はっはっは。怖気づく奴はいらないんだ。僕は」



劉涯は口元は笑っているが目はとても鋭く冷たく部下達を睨みつけていた。



部下たちもそれらに気付いたみたいで顔が青くなっている。



劉涯の目は、まるで「命を捨ててでもそいつを殺せ」といっているようなものだった。




やっぱり、こいつも『闇』


部下の命を捨て駒としか考えていない。



まぁ、私には関係ないけど。




半分ヤケになってむかってくる部下達を私は斬っていく。


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