闇の花~2人の殺し屋~
―『OKだ。10時にターゲットが家を出る』



「わかりました」


そう言って通信機を切った。




時計を見ると…ちょうど10時になった。








“バタンッ”





図ったようにドアが閉まった音がして1人の女が出てきた。




あれか…



「任務開始」


そう呟いて私は女の前に出た。


ここは路地。人通りもない。



仕事をするには問題ない。





「・・・なに?」


ターゲットの山由利 里実が私を不機嫌そうに私を見た。



山由利は写真通りかなり化粧は濃いく、いかにも遊んでるって感じ。






「あなた…山由利 里実さんよね?」


私は不適に笑った。






「そうだけど。誰?」



「私の名はヒース。今日も犯罪を起こすの?」

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