天然彼女の愛し方（完全版）

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『森先輩～！』

『颯太くーん！』


えっと…



…え？




『廉様～！』

『斉藤先輩～！カッコよかったです！』



あのー…



…え？？




「これ…何？」


今、冬だよね

何この熱気…？



『…遅かったか』

ぱちんと指を鳴らして
残念そうな顔をする優香


そんな優香を見て…


「凄いね優香ちゃん！それどうやったら鳴るの！？」

『お前この状況で本気でそれ言ってんだったら友達やめるぞ！』




…いまいち状況が分かっていない重要人物が一人発覚した





「え…だって、私には何がなんだか…」


ただ、廉君の名前を叫んでいる女の子の数が多いなーって…




春華はそこまで自分で言っておいて

今頃血の気がサァァとひきはじめた