*水玉ドロップ*
「でも今の会長が校則を少し変えちゃってね。[生徒会は特別科の生徒への干渉っを禁ずる]っていう校則を無くしちゃったの。だからウチ等に関係ないっていう風には言いきれなくなちゃったんだよね」


「どうしてそんな事をする必要が?」


「同じ生徒なのにどうして特別科だけ優遇されなきゃいけないんだって思ってたらしい。そう思っている生徒はこの学園にはたくさんいる。だけど行動を起こしたしたヤツは初めてだった。特別科に反感をもっている生徒は前の会長を失脚させ、今の会長を会長の座につけた」


「革命を起こしたんだ・・・その会長さんが」


「そうみたい。今の生徒会のメンバーはその時に活躍したメンバーなんだって♪最初は上手くいくはずないって思ってたんだけど、みんな頭が良くてさぁ(笑)」


「特別科の人たちが差別されてるって事はないよね?」


「それが差別されてたりするんだよねぇ・・・危機的状況ってヤツ??」


「最初は笑い事だったが今はもう笑い事じゃない。こっちも早急に手を打たないと特別科が無くなる可能性も出てくる」


「ウソ・・・・」


「アレ?もうすぐ話が始まるみたい」


舞台の上に1人の男子生徒が登る
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