*水玉ドロップ*
「それより真人は?どこに行ってるんだよ」


「真人の行く場所って行ったら1つしかないじゃん♪」


「あぁ・・・アイツってバカだよな」


「でもそこがアイツの良い所だろ?」


「まぁな。あそこまでバカ正直な野郎はいねぇよ」


「まさに天然記念物だな」


「生徒会のヤツ等に捕まってたりして(笑)」


「生徒会のヤツ等がマー君を捕まえられると思う?」


「絶対に無理」


「なら安心だろ?そろそろ帰ってくるさ」


二人で話しているうちに教室の前まで着いた

木製の古びた大きな扉

この学園が重ねてきた月日を表しているかのようだ


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