【完】アニキ、ときどきキス
「ハア・・・・・・やっと終わった」
シュウウン
パソコンの画面が真っ暗になった所で、私はグンと背伸びをした。
時計を見るともう7時。
職員室に残されたのは私と、部活を終えて戻ってきた山田先生の二人だけ。
山田先生を見ていたらパチリと目があった。
山田先生はそんな私の視線に動じることなく、ニコリを微笑んで近づいてきた。
「北原先生、毎日お疲れ様です。
クラス、聞いてたよりも大丈夫そうですね?
何も問題起きてないみたいじゃないですか」
「あ・・・・・・はい、まあ。
そうですね」
私は力なく答えた。
「なんだか、そうでもないみたいですね。
何かあったらなんでも言って下さいね。
愚痴を聞くくらいなら、僕にも出来るんで」
山田先生は私の机の上にあがっていたカップを手に取ると、綺麗に洗ってココアを入れてくれた。
シュウウン
パソコンの画面が真っ暗になった所で、私はグンと背伸びをした。
時計を見るともう7時。
職員室に残されたのは私と、部活を終えて戻ってきた山田先生の二人だけ。
山田先生を見ていたらパチリと目があった。
山田先生はそんな私の視線に動じることなく、ニコリを微笑んで近づいてきた。
「北原先生、毎日お疲れ様です。
クラス、聞いてたよりも大丈夫そうですね?
何も問題起きてないみたいじゃないですか」
「あ・・・・・・はい、まあ。
そうですね」
私は力なく答えた。
「なんだか、そうでもないみたいですね。
何かあったらなんでも言って下さいね。
愚痴を聞くくらいなら、僕にも出来るんで」
山田先生は私の机の上にあがっていたカップを手に取ると、綺麗に洗ってココアを入れてくれた。