私を愛して
綺麗に言葉しゃべって、美貌を持って生まれて


ドレスとかなんやら着飾って

メイクして



食事も少食で




ただ人形のようにしてればいいの!?!?




そんなの…間違ってる。



プリンセスだって人間よ。



立派な人間よ。



いまどき身分って何?
そんあのとっくの昔にここではなくなっている。
確かに今でもあるかもしれない。
でも
人間は人間よ。


人間が人間の人生を決めれるわけないわ。




 「あなたにそんな事言われたくないわ!」

 「プリンセ「出てって!」



顔も見たくはない。



あんなに人間を大切に扱わないマロンの顔なんか見たくもない!

 「私は…」
 「私は出てゆけといっているんです。あなたに反論する権利はありません。あなたは私のただの『計画係』です。
いつでも、あなたをクビにすることはできてよ?ミス、マロン」

私は冷たい目線をマロンに送る。
私はプリンセスなの。身分制度があるなら、マロン…
あなたもよ…

 「…プリンセス。貴方のために言ってるのよ。わかってちょうだい」
 「…口答えするなと言っているんです。聞けないのですか?私は今、あなたの顔も、声も…あなたに関するものは何も見たくないのです」

 「…っ…」

マロンはゆっくりと出て行った。



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