君を好きになれた68億分の1の確率に感謝



「あのね・・・瑞希・・・もう、華憐とは話したんだけど、私が上村くんのこと好きって事と、華憐が島原くんのこと好きって事が本人にバレたっぽいの・・・」




「えーー!?ウソーーーー!?しかも、2人とも本人にバレちゃったの!?えっ!?何で!!何で、本人にバレちゃったの!?」


「実は・・・」


そう言い出し、恋々愛が話を始めたーーーー




******************

~恋々愛視線~

6時間目終了後ーーーー



「恋々愛ちゃーん!!恋々愛ちゃん!!」

クラスの女子が私の名前を呼びながら、走ってきた


なんだろう??



「恋々愛ちゃん!!上村のこと好きなんだよね??」

「うん・・・」

小さな声でうなずいてみた

「なんか、恋々愛ちゃんが上村のこと好きだってこと、上村にバレてるよ!!」



!!


私は、一瞬頭の中が真っ白になった



「えーーーー!?うそでしょーーーー!!」

思わず叫んじゃった・・・

「いや、本当・・・。上村知ってたし、多分、他の男子も知ってるし・・・下手したら、クラス全員が知ってると思う・・・」


******************


「・・・ふ~ん。そっかぁ・・・」

そういう事だったのね・・・

納得・・・







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