君を好きになれた68億分の1の確率に感謝



時計を見ると『11:10』--------------

サンドウィッチは完成した


あとは---------デザートのプリンを作るだけ




卵と牛乳と混ぜ合わせながら、おしゃべりをする





「も~、いい加減、瑞希も好きな人作りなよ~!!」




恋々愛が言ってきた




「私は、恋愛対象に男子をみる事ができないの!!男子に興味ないし・・・」



「え~!!小学校の時はいたくせに!!」



華憐も話に乗る



「今はいない!!正直、あの時はなんで好きになったりしたのか不思議でしょーがないんだけど!!」




「だから、新しい人作れば?って言ってんじゃん!!」



「そーだよ!!恋は楽しいョ~♪・・・例えばさぁ・・・身近な人とかいないの?今、隣の席の人とか?同班の人とか?」




隣の席??

えーと・・・ああ、今の隣の席は真代かぁ~

無いな・・・

いたってフツー顔だし・・・勉強も何もかも一般的だし・・・



同班ねぇ・・・

別にときめく人なんていないしなぁ~


「私は、やっぱりいないね!!」




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