霊務
【ヤツらとの戦い!ー34】


絶対絶命……







もはや全員
死を覚悟していた。







ピキン!








どうしたことだろう…?








ヤツの炎が引いていく…









「な!なに!?」








それはファイアが
意図的にしたものでは
なく、
炎は勢いを弱め始めた。








ピキピキピキ……










こ、これは……?








ファイアは周りを見ると

自分の炎が凍らされて
ゆくのが分かった!









「な!なんだこれは!!」








その氷は
部屋の炎だけでなく、
ファイア自身も凍らせて
いった!









「ぐあああああああ!!!!!
こ、凍る!!!!!」








ファイアは足から
凍り始め、
その氷は
徐々に全身を浸透して
いった!









「ひ、火ぃ~~~~~~!!!!!」








そして、
凍る最後に見たものは

冷たい笑みを浮かべて
いる、
礼子の姿であった…








「そ、そうか……
これは…
キサマの特殊能力か…

ま、まさか、
俺の天敵のこ…氷とは…

う……う………」









そのままファイアは
凍り付けになって
しまったのだ…
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