霊務
【最終戦ー12】


「あら…?
消えちゃった?」








「いや、死んだんだって
礼子君」








オッサンのツッコミを
皮きりに
戦いの幕は閉じた…








「礼子君…
レベル7の君が
特殊能力だけで
お偉いさん達を倒す
なんて……」








とオッサンは
礼子に近付き、
マジマジと見てみると…








「ヒ!ヒィ!!!!」








レベルが10になってる
礼子を見て、
悲鳴を上げた。








そりゃそーだ








「人の顔見て悲鳴
上げるなんて
しっつれ~ね~。

お化けじゃないんだよ?」








「いや、君お化けだから
礼子君」








このやり取り


懐かしい……








すると、
B棟の校舎が
崩れていく……








「さ、行こサキ。
みんな帰ろ☆」








サキは
にっこり微笑む礼子の
差し出された手を
握り、

A棟へと帰って行った
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