霊務
第三死 霊力
【礼子と愉快な仲間達―1】


「う、う~ん」







礼子は欠伸をしながら
起き上がると、ゆっくり
腰を伸ばした。







「あ~~ダルい。
最近、腰が痛くてたまらないわ」






もちろん、
幽霊に痛みなど感じる
ハズもない。






「キミ…霊には必要ないことばかりするね…
腰伸ばしたりとか意味
ないだろう?」







「あ、オッサン。
女子高生の私の寝顔
なんて見て~~~~。
変態~~」







「霊の話を聞けっつーの」







オッサンのツッコミも
無視した礼子は、
突然学校に向かって走り出した。







「ちょ!礼子君!
どこ行くんだ!?」





走りながら、
首だけ180度後ろに
回した礼子は、大声で
答えた。






「ちょっくら学校の
お化けさん達に挨拶してくる!!」






「うわ、コワ!!
その走り方コワ!!

…じゃなくて、
待ちたまえ!礼子君!」






だが、礼子はそのまま学校の中へと入ってしまった
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