霊務
【礼子とオッサンー90】




『ねえねえオネーたん…

霊務って恐いの?』







「ん、そうよ~。

君みたいな子
食べられちゃうんだから」









「………礼子君…
何やってんの……?」








「ああ、
ただ、その辺の子供を
脅かしてるだけよ」








「君、大人気ないよ…
こんな小さい子相手に
止めなさい」








「霊務は
脅かしてなんぼよ。

アナタも霊ならば
シッカリ霊として
自覚なさい」









「急に仕事しないでよ…

……ってかお前は
生きてただろ!!!」








「あ~~懐かしいねえ~

もう一度読み返せば
そうだったと思い出すよ」








「そうそう
もう一度読み返せばね。

……って、なんで我々
もう物語は終わった
霊務の宣伝なんて
してるんだろう…?」









「……?

不思議ね。
私にも分からないわ?」









「何故だろう?」










「何故だろう?」









『ねえねえ。
なんでオッタンは
奥さんに逃げられたの?』











「うるさいよ
そこのクソガキ」
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