【完】天使を射止めよ、男達!!〜加筆修正中〜
「おう…なんか、わかった気ーする。ありがとな」
にこっと優しげに笑う辰志。
いつも見慣れてないためか、ちょっと顔に熱が集まってるような気がする。
「ん?」
なんでこんなに優しげなんだーーっ!?
「す〜ちゃんっ!?なんか頭振ってるけど、大丈夫??」
「あい…」
何だか頭がこんがらがってきた。
「昴?一応、復習くらいしておいたほうがいいんじゃないですか?」
ふと、掛かる苓の声。
「あぁ…そうだね」
振りまくってぐしゃぐしゃになった髪を直し、私も自分の復習に取り掛かった。
「「「「(辰志…アイツ…いつかシメる…)」」」」
星、紫雲、苓、羅々は、何故か激しく辰志を睨んだ。
「あぁ〜!わっかんねえ〜!!」
アラタはひたすらバカだった。