【完】天使を射止めよ、男達!!〜加筆修正中〜
「…す…ねぇ…昴ねぇっ!!」
パチッ
ん…ここは…?
「昴ねぇ起きた?大丈夫?ごめんね…ちょっと、無理させすぎたよね…」
シュンとする架唏琉。
あぁ…遊覧船で気絶したんだった。
でも、この反省してる姿見たら、許せないわけないでしょーが。
「もういいよっ!!大丈夫だから…。ていうか、架唏琉が私を運んでくれたの?」
私を運べるわけないような気がするけど…
「あぁ…銀山さんがさ、すっとんで来てね?運んでくれたんだ。昴ねぇを」
何故か…意味深な笑みを浮かべる架唏琉に、私は首を傾げた。
「?」
ていうか、私を運んでくれたんだ…紫雲。
お礼言わないと!
「ねぇ、ちょっと聞いてみたかったんだけど…昴ねぇは、誰を好きなの?」