【完】天使を射止めよ、男達！！〜加筆修正中〜

「…おい」

またもや同一人物が邪魔をしてくる。

ちょっと…何なの。
いい加減イライラして来た。

「何なの？さっきからこのムード止めて…」

イライラから、少し強めの口調で言ってしまう。

「や…別に何もねぇけど…やっぱ、何もなくねーかもっつーか何つーか、モヤモヤ？グルグル？」

モヤモヤ？グルグル？
な…なんじゃそりゃ。

「へぇ〜…モヤモヤ、グルグル…ねぇ？」

架唏琉がまたもや意味深なニヤけ顔で、その言葉を復唱した。

架唏琉のその顔に、辰志は、うっと後退り。

「なっ…なんだよ…」

何か焦ってる？
てか、しりすぼみしてってるし…

「ねぇ、そのモヤモヤとグ「わぁあああああっ！！言わねぇでいいっ！言わねぇでっ！！」

かなりマジで焦っているようだ。

架唏琉は呆れたように肩を下げ、溜息を吐く。

「わかったよ。君に免じて話さないであげるよ…嫉妬だってことは」

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