【完】天使を射止めよ、男達!!〜加筆修正中〜

一悶着ありながらも、無事、北海道に着いた。

「う〜わぁ〜…まっしろ!」

空港から出ると、街は一面冬化粧。
ほんと、まっしろで綺麗だなぁ…

私も羅々の隣で雪に見入っていると、バシッと冷たい何かが顔面にヒットした。

イラッ(怒)

「「やべ…」」

誰や…私に雪玉ぶつけてきたんわ。

私の額の血管は、ビッキビキに浮き出ている。

ギロリとそちらを見ると、珠輝とアラタの焦り顔。

てめぇらだな…オイ。

はい、手加減無〜し。

だいたい…空港の前でいきなり雪合戦?
子供かよ…フッ。

バシッ……2人に呆れていると、次は背中に雪玉が当たってきた。

私の怒りは頂点に達した。

次ぶつけたんは…星と菫か…ある程度手加減して………………捻り捩曲げツイストドーナツにして潰す。

「「…ひっ!」」

星と菫は、自らの身体と精神の危機に震えた。



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