【完】天使を射止めよ、男達!!〜加筆修正中〜
てか、抱きしめられてるの…なっ長い〜(泣)
マジで苦しい。
「Ouch!ちょっと、離して〜」
(痛い!ちょっと、離して〜)
ジタバタしながらそう言う私に、
「あっはーっ♪痛かった?ごめんね〜?すばるがかあいいのが悪いんだもーん」
ほんとに、さっきとは別人のような笑顔を見せる茅玻琉。
だもん、て…(汗)
「で…この方、誰なんですか?」
苓が今まで言えなかったであろう1番の疑問について聞いてきた。
確かに、そこ知りたいよね。
「ふぅん、なかなかの美形じゃん。男にしとくの勿体ないね。女だったら、俺が相手してやるのに」
なっ…また変なこと言うっ!!
「だ れ な ん で す か?」
苓…笑ってるのに、目が笑ってない。恐怖…(泣)
あーもうっ!!
「茅玻琉はっ!お に い ちゃ ん!!」
「「「「なっなるほど…」」」」
「言わなくてもい〜のにぃ〜すばるは、可愛いんだ か らっ♪」
可愛いとか、可愛くないとかの問題じゃないし…
喧嘩が永遠に続きそうだったからだよ。
馬鹿兄めが。
てか、元はと言えば…(怒)
私はくるりと振り返り、茅玻琉のほうを向いた。