【完】天使を射止めよ、男達!!〜加筆修正中〜

「はーいお待ちどっ!たーんと食べな!!」

私達は食堂のおばちゃんからご飯を受け取り、近くにあった椅子に座った。
背中に熱い視線を感じながら(汗)

パンッ

「いっただっきまぁーすっ!はむっ!!」

手を合わせたかと思うと、すぐにオムライスをパクパクと勢いよく食べだした羅々。

どんだけお腹減ってたんだよ…(汗)

「んじゃ僕も。頂きます」

私が手を合わせ、チラッと羅々のほうを見ると、既に半分が胃袋の中に収まっていた。
羅々やっぱ速っ!ったく…こぼすなよ〜?
私は羅々をチラチラ見つつ、ゆっくり食べ始めた。

私って、羅々のお母さんみたいじゃない?

ていうか、美味しいな、これ。

いつのまにか私も、食べるスピードが速くなっていた。

「ごっちそーさまでしたぁ!はぁ〜幸せ…」

羅々が食べ終わったのと同時に、

「I'm stuffed.」
(お腹いっぱい)

お腹が膨れた。ビーフシチュー…ちょっと残っちゃったし。

「えっ!?す〜ちゃん残しちゃうの??じゃ〜あたしが食べるっ!!」

羅々が私の皿を音速で奪い取り、ビーフシチューを食べだした。

私はそんな羅々を見ながら、苦笑い。

食いしん坊だなぁ羅々は。

「ふふっ…」

私が頬杖を突きながら、口元を少し上げて羅々を見ていると、人の影でその場が暗くなった。



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