+.永遠の花.+


麗華はまたふてくされた。


どうせすぐに戻るだろうけど。





「準備できましたー!!撮影始めますー」





スタッフの人のその一言で


撮影が始まった。


僕と麗華はお寺の中の


ある部屋に入る。


心臓がバクバクなってるのが分かる。





「今の時間は午後5時です。いいですね??」


「はい」





僕らの前には、知らない人が


向かい合わせに座って話している。





「2人には今から午後12時になるまでこのお寺で過ごしてもらいます」


「えっ!?ここでっ!?」





麗華はすごく驚いている。


でも僕がこのことを聞いたときとは違って


目がキラキラしてる。


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