王子様は寮長様


…いいけどさ~。



「フフッ。拗ねてる。」



先輩は楽しそうに私を覗き込んだ。



「拗ねてませんよ」

「ククッ、可愛い。」



そうやって私を優しく撫でるから、拗ねる気持ちなんてすぐに消えてしまう。


ドキドキが上回っちゃうんだ。



「九条、そのパーティーには出席していいんだよ。楽しんでおいでよ。」

「はい。」



言い方にちょっと違和感を感じたけど、ま、いいか。




奈緒先輩とおもいっきり楽しんこ~よおっと。




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