今日から私が


「思い立ったが吉日っていうでしょ?だから、今日行動しようと思って」


この社長…適当すぎる!


おかしいだろ!


本当、よくこの会社潰れなかったな……。


「よくもまあそんなんで、今まで社長続けられてたわね。奇跡に近い」


あ、お嬢様……、その笑った顔、怖いです…。


「アメリカに、支社を建てて、成功したら帰って来るから、それまで頑張って」


社長はくしゃっと遥お嬢様の頭を撫でると、手を振って部屋を出た。


「それじゃ、今から荷物まとめて、アメリカ行ってくるねー」


なんて言いながら。


「……」


それを唖然と見ながら、ドアの閉まる音を聞く。


お嬢様は机を思い切り――――蹴った。
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