心から好きと言って【完】
将に・・・
言えない・・・・。
怖い。
怖い。
「・・・そか、じゃあ行くか?」
席を立つ将に、慌てて服を掴む。
・・・・。
「・・・・?」
将は何も言わないで手を繋いでくれた。
ぎゅっと手を繋いだ。
どこからか感じる視線に、
私は怯える。
もう嫌・・・・。
もう嫌。
痛いのは嫌・・・・。
「・・・・留果?どうした?」
私は気がついたら、将の腕に抱き着くようになっていた。
「・・・・ぁ・・・具合・・・悪くて・・・」
「じゃ、帰るか」
康太は何を考えているの・・・・?