心から好きと言って【完】



康太は・・・・。




嫌な予感がする・・・・。




「・・・何考えてんだよ」




「ぇ・・・?」




目の前には将の顔・・・・。




「きゃっ!」




「あぶねっ!」




ドサッ!




な・・・何が・・・・。




「そんなに驚くなよ、こっちが焦った・・・」




「・・・ご、ごめ・・・・」




お風呂上がりの将からいい香りがする。




あったかい・・・。




・・・・って!!!!!




私は今、将に抱きしめられてる状態なわけで・・・、




しかも・・・・床に倒れ込んでて・・・・。




「頭、大丈夫か?」




「・・・へ?・・・・うん。」




「良かった。テーブルに頭あたるとこだった・・・」



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