心から好きと言って【完】



・・・心配して・・・




くれたんだ・・・・。




「・・・で、何考えてた訳?」




私は今だに床に倒れてて・・・、その上に将がいて・・・・・。




押し倒されたみたいな形で・・・・。




「な、何でもないよ・・・・」




「・・・んなことねーくせに、嘘つくんじゃねーよ」




鋭い将、




私は・・・言えない。




将に迷惑かかる・・・。




「ほんと・・・何でもないよ・・・」




康太と私の問題。




将を巻き込むわけにはいかないよ。




「・・・ふーん・・・」




将はそう言うと顔を近づけてきた。




「え・・・・?将・・・?!」




将の前髪が顔に当たる。



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