心から好きと言って【完】



最低な女だよね。




康太の優しさに逃げた。




・・・ごめんなさい。




私の弱さが周りの人を壊すの。




ごめんね。




ごめんね。




将は私のこと好きじゃないって、わかってても好きになっちゃう。




気持ち伝えてもフラれるだけの気がする。




ほんとにごめんなさい。




私は弱くて最低な女だよ。





・・・・・・・・
・・・・・・・
・・・・・・
・・・・・
・・・・
・・・
・・






「・・・ん・・・・」




目を擦る。




肌寒い。




「・・・すー・・・」




隣には将が寝てる。




ぁ、昨日・・・・。




ベッドから抜けようとした。



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