光のカケラ




微かにかんじるのは昴の温もり






昴「…綺っ!!…綺」



昴の声で目が覚めた。



「…す、ばる?」



昴「具合は?」



「…大丈夫」



あたしたしか…あぁそうか。
昴が来てくれたんだ…。
…また迷惑ばっかだね…。
…でも、泣いてもいいですか?



「…す、ばる…ご…めん…」



涙が止まらず昴に抱きついた。



…ごめんね。
…ごめんね。




あたしはひたすら涙を流した。
昴がいただけでこんなに変われるなら…
もっと早く気づけばよかった。



< 53 / 57 >

この作品をシェア

pagetop