奇妙な世界へのススメ
予想どおりまた翌日新しいメモが入っていた。
ほとんど鷲掴むようにランドセルを開ける。

"間違いではありません。松永 俊様宛です。
私は
K
と申します。仲良くして下さい。"

嘘だろ、俺の名前だ。
K?年令も性別もわかんないじゃねぇか。
侵入の件も見事にスルー。

「仲良くってなんだよ...
新しい出会い系か?
ランドセル文通!
なんつって」

まさか、な。
にしても全くよめない考えだ。

昨日の残りの大学ノートでまたメモを書く。

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