私は嘘で出来ている。
「気を付けてね!帰ってきたら、絶対絶対、ハーフ&ハーフに戻ってきてね!」


「ありがとうガァちゃん…ありがとう!」


周りの目なんて気にならなかった。


性別なんて、もうどっちでもよかった。


私はこの人が好きなんだから。


私達は唇を重ねた。


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