はつ恋
このままずっとこうしていたかった。


「佳祐私たちが付き合ってる事は、やっぱ誰にも言わなくでおこう。」


「ああ俺もそう思った。」


「言う事は簡単だよ。みんなにどう思われようと構わない。だけど佳祐と離れるのは嫌。後一年頑張るよ。卒業したら、堂々とみんなに言えるし、認めてもらえる。」



「ありがとうな。亜子がそこまで考えてくれて、俺も頑張ってみる。新井には絶対負けない。」


それは嫉妬なのかな?だったら私かなり嬉しいんだけど。


「新井先生には、はっきり好きな人がいるから付き合えない事伝えるよ。」


「俺は新井があんなにはっきり亜子を好きなんて言うから、驚いたし、頭に来た。 俺は亜子に好きって言うのに7年もかかったのに。」


私たち二人とも相手の事ばかり考えてしまい、うまく自分の思いが伝えれなかったね。



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