はつ恋
「私は光太にさよならを言った方がいいの? 私は光太が好きだよ。でもそれは友達として好きなの。」


「そのままを光太に話せばいいよ。きっと分かってくれるから。」


私は少し気持ちが楽になった。


私は佳祐の隣に座った。佳祐が私の肩に手をかける。二人寄り添い夜景を見ていた。

ずっとこのまま時間が止まればいいと思った。


帰りたくなかった。


佳祐も同じ気持ちだった。


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