夏雪~なつゆき~
「腹へった…。」
やっぱり飯は必要だった。

携帯の時計は1:35。
この時間帯はあいつらが…。
「ギュルルゥ~。」

空腹には叶わない。
流連れて、コンビニ行こう。
2人なら大丈夫だろう。


「TLLLLL…。」

「もしもし~?」

「気をつけろ、颯。読者が見てるぞ。アイツ等は、アイツ等は見てる、ほら後ろ!」

成り行きで後ろを見る、事もなく…。

「俺の第六感が告げている。颯が観察されていると。」

「はいはい。危害加えられないなら良いから。それより、コンビニ行こ~ぜ。」

「あ、うん。分かった。2時にあのコンビニな。」


まだ言ってたよ。
流のシックスセンスとやらが冴えているのは知ってるが…。

まぁ、さっさと着替えてコンビニだ。
< 3 / 4 >

この作品をシェア

pagetop