溺愛結婚!?~7つの甘いレッスン~
私が有二ぱぱに対して抱いている愛情や感謝、信頼の気持ちは、絶対的にぶれる事のないもので、それは有二ぱぱにもしっかりと伝わってると思う。
私にも同じだけの愛情を与えてくれて、母さんよりも私の生活に気を配ってくれた。
そう、まるで本当の父親だと思えるくらいに。
母さんと有二ぱぱの間に子供が産まれなかったから、っていうのもあるのかもしれないけれど…。
「じゃ、食べよう」
いつも明るい母さんの声で食事は始まった。
「濠くんが金曜日に来た時にはびっくりしちゃったわよ」
「…え?」
おいしく食事を終えて、
そろそろ帰ろうかと思いながらコーヒーを飲んでいた時に母さんはぼそっとつぶやいた。
いつも能天気というか無邪気というか、素直に生きている母さんに驚く事も少なくないし慣れてるけど。
思ってもみなかった言葉が聞こえたような気がして、思わず置いたコーヒーカップが大きな音をたてた。
「濠が来たって言った?」
探るように聞く私に、母さんはあっさりと
「そうよ。…あら?透子には内緒だったのかしら…?」
「内緒かどうかは…。
でも私は知らなかったよ」
「…そう…。濠くん、
フランスに行く前にお願いしますって…」
「瞳っ」
母さんが話を続けようとしていると、横から有二ぱぱが慌てて遮った。
いつもゆったりと構えているのに、そのうろたえ方は珍しくて驚いた。
「…濠くんがフランスから帰ったら…って話だろ?瞳がしゃべる事じゃない」
低い声で諭す有二ぱぱの口調の重さに、母さんも思わず口を閉じてしまった。
「…一体何のこと?」
二人に聞いても、ただ返ってくるのは苦笑とも居心地の悪さともとれる中途半端な笑い。
濠に関係している内容みたいだから気になって仕方ないのに。
「透子ちゃんが不安になる必要はないから」
そう言う有二ぱぱの言葉が返事の全てで。
鼓動がとくとく跳ねる音がやけに大きくなった…。
私にも同じだけの愛情を与えてくれて、母さんよりも私の生活に気を配ってくれた。
そう、まるで本当の父親だと思えるくらいに。
母さんと有二ぱぱの間に子供が産まれなかったから、っていうのもあるのかもしれないけれど…。
「じゃ、食べよう」
いつも明るい母さんの声で食事は始まった。
「濠くんが金曜日に来た時にはびっくりしちゃったわよ」
「…え?」
おいしく食事を終えて、
そろそろ帰ろうかと思いながらコーヒーを飲んでいた時に母さんはぼそっとつぶやいた。
いつも能天気というか無邪気というか、素直に生きている母さんに驚く事も少なくないし慣れてるけど。
思ってもみなかった言葉が聞こえたような気がして、思わず置いたコーヒーカップが大きな音をたてた。
「濠が来たって言った?」
探るように聞く私に、母さんはあっさりと
「そうよ。…あら?透子には内緒だったのかしら…?」
「内緒かどうかは…。
でも私は知らなかったよ」
「…そう…。濠くん、
フランスに行く前にお願いしますって…」
「瞳っ」
母さんが話を続けようとしていると、横から有二ぱぱが慌てて遮った。
いつもゆったりと構えているのに、そのうろたえ方は珍しくて驚いた。
「…濠くんがフランスから帰ったら…って話だろ?瞳がしゃべる事じゃない」
低い声で諭す有二ぱぱの口調の重さに、母さんも思わず口を閉じてしまった。
「…一体何のこと?」
二人に聞いても、ただ返ってくるのは苦笑とも居心地の悪さともとれる中途半端な笑い。
濠に関係している内容みたいだから気になって仕方ないのに。
「透子ちゃんが不安になる必要はないから」
そう言う有二ぱぱの言葉が返事の全てで。
鼓動がとくとく跳ねる音がやけに大きくなった…。