溺愛結婚!?~7つの甘いレッスン~
「あのね…」
しっかりと私の想いをまとめて言いなおそうとした途端に、
「わかってる。…透子が言いたい事は…多分」
と遮られた。
「俺だって頭ではわかってる。喬…の想いも雪美の気持ちも他人がどうこうできるわけじゃないし。
有二さんが透子を愛してるのも当たり前だし。
俺が透子をこんなに長い間愛してるんだから、実感してる。
簡単に人の想いは変わらないってな…」
ははっと乾いた笑いには深い実感も見えかくれしている。
「濠…」
「健吾にしても同じだからな。どれだけ痛い過去を抱えていつ会えるのかも本当に会えるのかもわからないのに、ずっと柚ちゃんを求めてるのを間近で見てたから。
まぁ…いろいろと他の女もいたけど、それでもずっと柚ちゃんだけを求めてしまって苦しんでたから。
気持ちを切り替えるなんて容易くないのはわかってる」
天井をぼんやり見上げながら、まるで心を整理するように言葉を紡ぐ濠は、私の背中をゆっくりと撫でる。
その温かさにホッとする。
「だけどな、やっぱり独占欲とかも同じくらいに変わらないんだ、昔っから」
突然荒々しくなった口調にはっと視線を上げた。
私を見ているわけじゃないけど、まっすぐに私を射る言葉がダイレクトに届く。
「透子を愛してるし透子が俺を一番に愛してるのもちゃんとわかってるし疑わない。で、俺以外に透子を大切に思う存在も受け入れてるけど、俺とは違う形で愛してる姿には妬けてくる。
有二さんには敵わないし小山内さんだって、離れ離れになっても透子の人生にかなりの影響与えてるし…。
俺には太刀打ちできないのがもどかしいし…嫉妬で苦し過ぎる」
あまりにも強い口調で一気に吐き出す濠。
相変わらず天井を見たままで硬い表情に切羽詰まった感じもある。
私へ向けられる優しさだけを濠の全てだとも思わないけど、見慣れない様子には驚きしか浮かんでこない。
…濠の本音は、そうなの?
嫉妬も混じる重い感情を持て余してるの?
しっかりと私の想いをまとめて言いなおそうとした途端に、
「わかってる。…透子が言いたい事は…多分」
と遮られた。
「俺だって頭ではわかってる。喬…の想いも雪美の気持ちも他人がどうこうできるわけじゃないし。
有二さんが透子を愛してるのも当たり前だし。
俺が透子をこんなに長い間愛してるんだから、実感してる。
簡単に人の想いは変わらないってな…」
ははっと乾いた笑いには深い実感も見えかくれしている。
「濠…」
「健吾にしても同じだからな。どれだけ痛い過去を抱えていつ会えるのかも本当に会えるのかもわからないのに、ずっと柚ちゃんを求めてるのを間近で見てたから。
まぁ…いろいろと他の女もいたけど、それでもずっと柚ちゃんだけを求めてしまって苦しんでたから。
気持ちを切り替えるなんて容易くないのはわかってる」
天井をぼんやり見上げながら、まるで心を整理するように言葉を紡ぐ濠は、私の背中をゆっくりと撫でる。
その温かさにホッとする。
「だけどな、やっぱり独占欲とかも同じくらいに変わらないんだ、昔っから」
突然荒々しくなった口調にはっと視線を上げた。
私を見ているわけじゃないけど、まっすぐに私を射る言葉がダイレクトに届く。
「透子を愛してるし透子が俺を一番に愛してるのもちゃんとわかってるし疑わない。で、俺以外に透子を大切に思う存在も受け入れてるけど、俺とは違う形で愛してる姿には妬けてくる。
有二さんには敵わないし小山内さんだって、離れ離れになっても透子の人生にかなりの影響与えてるし…。
俺には太刀打ちできないのがもどかしいし…嫉妬で苦し過ぎる」
あまりにも強い口調で一気に吐き出す濠。
相変わらず天井を見たままで硬い表情に切羽詰まった感じもある。
私へ向けられる優しさだけを濠の全てだとも思わないけど、見慣れない様子には驚きしか浮かんでこない。
…濠の本音は、そうなの?
嫉妬も混じる重い感情を持て余してるの?