溺愛結婚!?~7つの甘いレッスン~
私の頭をゆったりと撫でる濠の言葉に、ほんの少し気持ちは穏やかになる。
側にいるだけでいいっていうのは…私だって同じ想い。

濠が側で愛してくれてるだけで、力がみなぎる。
私の一番大切な恋人。

「ま…俺に申し訳ないって思うなら、一つお願いしてもいいけど…」

にやりと…そんな声音で落ちてくる言葉にふっと顔をあげると。

甘く企んだ想いを抱えているような視線が私を射る。
長く一緒にいても…そんな濠の様子に私の気持ちはぐっとつかまれてしまう。

「来年からは、仕事にも戻るし…透子の名前はそれなりに大きくなったけど…。

ずっと俺から離れるな。溺れてどうしようもないくらいに俺に惚れてろ。

何があっても、俺を愛せ。

それがただ一つの願いだ」

「濠…」

そんなの…そんなの。

「とっくにそうなのに。何で今更…」

「今更でもなんでも。
思いっきり俺を愛せ。
苦しいくらいに…な。
俺が透子に溺れてるくらいに溺れてろ」

ぐっと力の入った濠の瞳が強く私をとらえる。
あぁ…。
濠から…離れるなんてできない。

「愛するのをやめるなんて絶対に無理だから」

濠の首に腕を回して必死に抱き着くと、同じくらいに抱きしめててくれた。
私からは滅多にしないけど、唇を寄せた。
熱を分け合って、絡ませ合う舌の動きに体は敏感に反応する。

何度も何度もキスしたし、体を重ねてきたけど…のめりこむ。

濠にのめりこむ気持ちを抑えられない。
好き過ぎて苦しい…。
愛し過ぎてつらい…。

溺れて愛して、もっとそれ以上の気持ちをつないで。
幸せを重ねていきたい。

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