溺愛結婚!?~7つの甘いレッスン~
そんな頑なな濠の気持ちを変えたくてもできない事。
入院していた病院で濠と一緒にいる時に発作を起こしてしまった私は、濠の目の前で倒れてしまって即手術になった。
その過去が、濠の心を縛りつけている。
濠が私に見せた優しくない態度が、私の発作の原因だと信じ込んでいる。
どれだけ誤解だと…いつ発作が起きてもおかしくない状態だったから、濠の態度のせいじゃないって言っても聞き入れてくれない。
本当に頑な。
あの日倒れる直前に見た濠の痛々しい表情が、まだ今も私の中に残っている。
そして…意識がなくなる寸前に…初めて濠の声を聞いた。
『透子っ』
私を支えようと手を伸ばして差し出した濠の手の暖かさを今も覚えてる。
その暖かさと同じ優しさで。抱き合って眠る時には、いつも私の左胸に頭を寄せて眠る濠。
まるで私の鼓動を確認しながら…安心しながら眠るように。
寄り添い暮らし始めてからずっと。
そんな暖かさを感じながら、左胸に落ち着いて眠る濠の頭をそっと抱えながら迎える朝の幸せ。
それは確実に至福の瞬間に違いなくて、私の人生の中の彩り。
けれど、私が抱えているのは濠の体だけじゃない。
頑なに自分の気持ちを私に向けてくれる濠の気持ち。
全然濠に責任はないのに自分を追い詰めて責めている濠の心までも。
縛っている。
私は、濠が大好き過ぎて自分から呪縛を解いてあげる勇気はなくて。
抱きしめられる甘い時間を手放せないから…。
それでも、決めたから。
入院していた病院で濠と一緒にいる時に発作を起こしてしまった私は、濠の目の前で倒れてしまって即手術になった。
その過去が、濠の心を縛りつけている。
濠が私に見せた優しくない態度が、私の発作の原因だと信じ込んでいる。
どれだけ誤解だと…いつ発作が起きてもおかしくない状態だったから、濠の態度のせいじゃないって言っても聞き入れてくれない。
本当に頑な。
あの日倒れる直前に見た濠の痛々しい表情が、まだ今も私の中に残っている。
そして…意識がなくなる寸前に…初めて濠の声を聞いた。
『透子っ』
私を支えようと手を伸ばして差し出した濠の手の暖かさを今も覚えてる。
その暖かさと同じ優しさで。抱き合って眠る時には、いつも私の左胸に頭を寄せて眠る濠。
まるで私の鼓動を確認しながら…安心しながら眠るように。
寄り添い暮らし始めてからずっと。
そんな暖かさを感じながら、左胸に落ち着いて眠る濠の頭をそっと抱えながら迎える朝の幸せ。
それは確実に至福の瞬間に違いなくて、私の人生の中の彩り。
けれど、私が抱えているのは濠の体だけじゃない。
頑なに自分の気持ちを私に向けてくれる濠の気持ち。
全然濠に責任はないのに自分を追い詰めて責めている濠の心までも。
縛っている。
私は、濠が大好き過ぎて自分から呪縛を解いてあげる勇気はなくて。
抱きしめられる甘い時間を手放せないから…。
それでも、決めたから。