溺愛結婚!?~7つの甘いレッスン~
大きめのダイヤの左右に小さめのダイヤが並んでいる。
光り輝く石から伝わるのは、濠の愛情。

『パソコンの横にある指輪を左手薬指にはめて、絶対に外さないこと』

それが、今日濠からの手紙に書かれていた『宿題』。

昨日おとといに続いて、今日はどんな事が書かれているのか…。
同じように、私が隠している事を既に知ってるって匂わせる内容なのかな…って。

胃が痛いくらいに緊張しながら読んだのに。

慌てて探した指輪と、ベルベットのケースに置かれていたメモ。

『透子の進化に合わせて指輪も進化させたから。昔渡した指輪はしまっとけ』

いつこんなに高価な指輪を用意したんだろ…。
付き合ってすぐにプレゼントしてくれたルビーの指輪を大切にはめている私には何も言わなかったのに。

ただ、外すと機嫌が悪くなって

『ちゃんと左手にはめろ』

と神経質に言ってたくらいで。
おまけに、私が大好きな

『ジュエルホワイト』

のロゴをケースの内側に発見して、気持ちは嬉しさでいっぱいになる。

ケースからそっと取り出して、ルビーに代わってはめたダイヤモンドは。

キラキラと…ベランダからの朝日を受けて眩しくて綺麗だった。
何だか、これからの未来を信じてもいいのかな…

濠が私を望んでくれるなら、たとえ私と寄り添う以外に濠の幸せが存在するにしても…。

私の気持ちを素直に単純に、濠に託して一緒にいてもいいのかなって思ってしまった…。


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