キミとの恋の課外授業
「里沙ぁ!ボール!」
恵美の声でハッとして、ボールに視線を戻してギリギリのところでボールを指で弾いてトスを上げた。
高く飛んでアタックを決めて喜ぶ恵美と抱き合いながら
ニカッと笑う石澤先生をジーっと見つめた。
まさか…だよね?
まさか…
只の同姓同名だよね?
まさか…省にぃが?
有り得ない。有り得ない。
意地悪な性格の省にぃが先生になるなんて。
そんなこと。
有り得ないって。
頭の中で否定しながらも、視線は石澤先生に釘付けだ。