キミとの恋の課外授業

「えっ?ねぇ、そのバイク。もしかして…省にぃの?」



「あっ?もしかしてじゃなくて、俺のだよ。何言ってんだよ?つべこべ言わずに早く乗れよ」


時間がもったいないないだろうと、なんだか焦り気味に話す省にぃに言われて

おずおずと、目の前の大型バイクに跨った。



ーーーは、いいけどーー足、当たり前みたいに着かない。

なんで、こんな大型バイク乗ってんのよ?


ってか、その前に省にぃがバイク持ってたのも知らなかったし。


「省にぃってバイク持ってたんだ」


「まぁな。俺、バイク好きだから」


そうなんだ、初めて知った。


「なんで今まで乗って来なかったの?」


「お前なぁ、このバイクで学校行ってみろ?目立ち過ぎて何言われるか分からないだろう?」


確かに。その通りだね。


納得したあたしに、シッカリ掴まっていろよと、あたしの両手を自分のお腹のところで組ませると

黒のフルフェイスのメットを被って


「んじゃあ、行くぞう!」とバイクを走らせた。




< 228 / 243 >

この作品をシェア

pagetop