キミとの恋の課外授業
「お前、あんま早く歩くなよ」
後ろから省にぃの声が聞こえてきたけど、そんなの無視。
それに、コンビニに行くぐらい。別に1人でも良かったんだよ。
時間も、まだ7時過ぎだし。まぁ、空は暗いけど。雲で月も隠れちゃってるし。
それに、この辺は住宅地でこの時間帯は静かで人気もないけど、街灯ついてるから平気だっての。
ヅカヅカと、見えてきたコンビニの明るい灯り目指して歩いた。
すると、コンビニの前で、見るからに怖そうなお兄さん達5人が座り込んでたむろっているのが見えてきた。