僕の夢、君の約束。
私はちらりと教室を覗く
まだ少しまばらなそこには
同じクラスになれたと
笑い合っている子
初めてのクラスメイトと
新鮮な挨拶を交わしている子
これから始まる新しい生活に
みんなウキウキしている
その中で独りぽつんと
誰とも会話をせず
ただ本を読みふけるアイツがいた
なんだかそこだけ
周りと温度差が激しくて
地味なくせに完全に浮いていた
「心、入る?」
「……う、ん」
いつまでもここで
こうしてる訳にはいかない
私は教室へ一歩踏み入れた
まだ少しまばらなそこには
同じクラスになれたと
笑い合っている子
初めてのクラスメイトと
新鮮な挨拶を交わしている子
これから始まる新しい生活に
みんなウキウキしている
その中で独りぽつんと
誰とも会話をせず
ただ本を読みふけるアイツがいた
なんだかそこだけ
周りと温度差が激しくて
地味なくせに完全に浮いていた
「心、入る?」
「……う、ん」
いつまでもここで
こうしてる訳にはいかない
私は教室へ一歩踏み入れた