先輩王子のちょっと危険な甘い罠

｢似たようなもんだな｣


｢先輩は彼女は作らないんですか？｣


我ながらイイ質問！


｢彼女？作るけど？｣


｢いるんですか？｣


私は興味ないけどって素振りで宿題をしながら聞いてみた


｢いなかったら？風花が彼女になりたいとか？｣


｢遠慮します！｣


｢はい！そうですね！｣


先輩はそう言って宿題に取り掛かったようで、その後は一言も喋らなかった


私もゆっくり、宿題に手をかけるが、思うように進まない