先輩王子のちょっと危険な甘い罠
朝が弱い私は前日の夜、早く寝て、早起きをした


そして、出来るだけ、可愛いけどシンプルな服に着替えて、家を出る


まさか始発じゃないよね?


時間を聞いてなかった私は、素直になれない自分に苛立ちながら、始発に間に合うように駅に向かった


駅の隣のコンビニで、サンドイッチとお茶を買う


今日、先輩が来なくても私は待つつもりだった


もし、誰かと来たら、隠れられるように、駅の隅でひたすら先輩を待つ


時計が7時…8時…


もう…来ないのかな…





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